タカミネギタークラブ

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2010年1月アーカイブ

みなさん、こんにちは。

?高峰楽器製作所 研究開発部 の中井です。 よろしく御願いします。
今回のブログには
「ギターに使用する材料」その中でも、ロゼットに使用する材料について紹介します。
まずは木材、
木材:白色系
メイプル   
シカモア    
木材:黒色系
ローズウッド
ウェンゲ  
木材:赤色系
パドック  
ハカランダ  
木材:黄色系
オバンコール 
コア      
木材:灰色系
ウォールナット 
その他にはアクリル材やレコンストーン(人工石)、そして貝材等々・・・。 
使える物なら何でも!?使用してデザインの雰囲気、感じを崩さないように表現しています。
(例1)
LTD-2003 
・・・鷲が翼を広げて飛んでいるようにハカランダ材とウェンゲ材の木目方向を違えたり、木目が暴れている材を選んでいます。
(例2)
LTD-2004 
・・・リング状の星座部分は好く洗面台等に使用してあるデュポンコーリア材を使用しています。
   サウンドホール中心が北極星・・・正座のラベルが貼ってあります。
(例3)
LTD-2008 
・・・宇宙から見て地球の東側から太陽が昇るのを表現しています。

高峰楽器製作所 研究開発部 の中井です。 よろしく御願いします。今回のブログには「ギターに使用する材料」,その中でも、ロゼットに使用する材料について紹介します。

まずはタカミネ・ギターのロゼットに使われる木材につきまして紹介したいと思います。

 

木材:白色系

メイプル/シカモア 

メイプル.jpg

 

木材:黒色系

ローズウッド           ウェンゲ

ローズウッド.jpg    ウエンゲ.jpg

 

木材:赤色系

パドゥク             ハカランダ

パドォーク.jpg     ハカランダ.jpg

 

木材:黄色系

オバンコール           コア     

オバンコールコール.jpg     コア.jpg

 

木材:灰色系

ウォールナット

ウォールナット.jpg

 

以上のような木材を主に使用しています。その他にはアクリル材やレコンストーン(人工石)、そして貝材等々・・・。 使える物ならデザインに合わせて、何でも!?使用してデザインの雰囲気、感じを崩さないように表現しています。

(例1)

LTD-2003 

2003LTDcloseup.A.jpg

翼の部分にハカランダ材とウェンゲ材を使用し、木目方向を違えたり、木目が暴れている材を選んで組み合わせることで、鷲が翼を広げて飛んでいるように見えます。

(例2)

LTD-2004 

LTD2004.jpg LTD2004_2.jpg

・・・リング状の星座部分は好く洗面台等に使用してある人造大理石を使用しています。

  サウンドホール中心が北極星・・・星座のラベルが貼ってあります。

(例3)

LTD-2008 

LTD2008-4.jpg

・・・宇宙から見て地球の東側(日本)から太陽が昇るのを表現しています。よーく見るとアジア大陸のお隣に日本が見えます。

 

Sライ日記

高峰楽器製作所でギター生産部に所属しているのですが、このブログ上では、自作の作品やその製作工程などを紹介していこうと思います。よろしくお願いします。

まずはウクレレを・・・。

【ソプラノサイズ】
●トップ:シトカスプルース ●サイド・バック:メイプル ●ネック:メイプル ●指板:マッカーサーエボニー 
●バインディング:フレイムメイプル

ソプラノサイズウクレレの写真

トップの振動域を増やすために指板を浮かせてあります。
また、ボディサイドにはモニター用のサウンドホールを開けてあります。

続いて

【ソプラノサイズ】
●トップ:マホガニー ●サイド・バック:マホガニー ●ネック:マホガニー ●指板:マッカーサーエボニー 
●バインディング:マホガニー

ソプラノサイズのウクレレ

ボディトップにサウンドホールはあけておらず、サイドのセカンドホールのみとなっております。
隣近所への騒音の気になる方にうってつけです。

両モデルとも高峰楽器のクラフトブースで展示販売させていただいております。

※弊社では、ギター生産の傍ら空き時間とギター材の端材などを利用して、クラフトマン自らのアイデアによる、様々な楽器やアクセサリー等の作品を製作し、ショップコーナーでご来場者向けに販売するという試みを実施しています。

このブログ上でも作品を随時紹介してゆきたいと思っておりますが、ぜひ一度工場に足を運んで頂き、お手にとってお試し頂ければと思います。



TAKAMINE スピリッツ(2)

「仕事って楽しいねー」と思い毎日会社に行けたら幸せでしょうねぇー。家で過ごす時間より長い時間を仕事に費やすのだから、どうせなら楽しく仕事をしたい。そういう気持ちで仕事が出来たらものづくりも上手く行くと思います。決してやらされている仕事では無く、自分の為に働き稼ぐ気持ちが湧いてきて、精一杯頑張れる。代々受け継がれて来た社風が今働く人達に受け継がれ、自分が頑張らねばというタカミネスピリッツが湧いてくるのだと思う。

そんな社員が大勢働く我がギター工場にぜひ一度見学においでんさい。

コード'F'で挫折したおやじより

こんにちは!

今日は現在使用している材料について少し話したいと思います。

現在タカミネで使用している材料でおもにサイド&バックで使われるローズ(別称パリサンドル)という材料について紹介したいと思います。

ローズと一口で言っても産地によりさまざまな種類があり、マメ科の広葉樹で世界の熱帯から亜熱帯に分布しています。また名前の由来は新鮮なものにバラのような香りを持つものもありローズウッドという名前になったそうです。

現在タカミネで使用しているローズウッドは、

A.インディアンローズウッド B.マダガスカルローズウッド C.ホンジュラスローズウッド
D.ブラジリアンローズウッド


などが主なものです。

インディアンローズウッド、マダガスカルローズウッドの写真




ホンジュラス・ブラジリアンローズウッドの写真



ギターにしたときも非常に相性がよく個人的にはキラキラした粒のはっきりした音がなると感じます。材料を扱っていて思うのですが、年々良い物がなくなってきているように思う反面、材料を扱う立場としては悪いものでも自然から与えられた個性ですので無駄にしないように製品に生かしたいと思います。

また色々と紹介していきます!

TM




TAKAMINE スピリッツ(1)

ボディの面取り工程を担当しています。

 僕の勝手なイメージなんですが,ギター製作の作業といえば「力木のはつり」、「甲付け」、「竿削り」などを想像します。それに比べて面取りは若干地味な工程のような気がします。音色、弾きやすさ等にほとんど影響する事がない作業だからかもしれません。しかし地味であろうと装飾には絶対欠かせない大切な工程として日々精進しています。


 一般に「面取り」というと材の角を取ると言う事を想像しますが、ギターの場合は少し違います。甲付け完了後のタイコ状態になったギターのエッジ部分にバインディングやパーフリングを接着させるための溝をボディの周りに切削することを言います。
 面取り作業で一番大切なことは、バインディング材やパーフリング材を接着した時に隙間ができないように材のサイズに合った溝を切削しなければならないことです。材のサイズより若干小さめに溝を切削すれば隙間はできませんが、次工程の作業性が悪くなり効率が落ちます。バインディング材やパーフリング材のサイズのバラつきに合わせ0.05mm単位で溝の幅を調整しながら切削しています。

音質や操作性にはほとんど影響しない工程ですが、作業はそれなりにシビアです。

-ドナルド・クラウン-

みなさん、こんにちは。

このたび、Takamineウェブサイトのリニューアルに合わせ、今まで別サイトで公開されていたブログを本サイトと統合し「from Team Takamine」と題して、より幅広く内容の濃い情報をお届けすることになりました。

今回のブログの目的は ズバリ
「みなさんにTakamineをもっと身近に感じて欲しい」
ということ。


しばしば、

「Takamineは外国で有名らしいが、日本のミュージシャンはあまり使っていないのでは?」

「海外のプロミュージシャンが使っているようだけど、値段が高くてちょっと...」

「NCとかレーザーとか、機械をバンバン使って大量生産しているんじゃないの?」

「Takamineのエレアコは、ハウリングを防ぐためにわざと鳴らないように作られているんでしょ!?」

などというお話しを伺います。


もっともなご意見...。耳が痛いです。
でも、私たちが日々生産しているギターや私たちの取組みについて、ちょっと誤解されていることもありそうです。


工場見学をしていただいたお客様からは、ほぼ100%と言っても良いくらい

「作業されている方々の動きがとても早くてびっくりした!」

「機械加工ばかりだと思っていたのにほとんどが手作りで、Takamineブランドに対するイメージが変わりました」

「機械加工の緻密なインレイも結局人の手で仕上げられることに感動しました」

など、私たちにとってとてもうれしいお話しを伺います。


なるべく多くのお客様に工場を見て頂き、Takamineギターのこと、工場のこと、そこで働く私たちのことを知っていただきたい。
来ることができない方々には、代わりにこのブログを通してお伝えしたい。

そんな思いから全社員に声をかけ、さまざまな部署の情報を私たち社員の言葉を通して発信していくことになりました。
内容も文章表現も人それぞれですが、どうぞお付き合い下さい。

それではみんな、張り切って行こう!!!

Hiro

Mike Aiken メッセージ

タカミネを愛用するプロアーティストからメッセージをいただきました。

 

Mike Aikenの写真

 

I've never had a guitar that could take the abuse of the road,sound play great on stage and be able to lay down warm beautiful studio tracks like my Takamine does. I demand the best and my Takamine delivers!

 

【日本語訳】
厳しいツアーに耐え、ステージでの素晴らしいサウンドや、スタジオでの暖かく美しい音作りも可能にしてくれるタカミネのようなギターを、私は他に見たことがない。私はベストを求める、そしてタカミネはいつもそれに答えてくれる。

 

 

Brad Davis メッセージ

タカミネを愛用するプロアーティストからメッセージをいただきました。

Brad Davisの写真

 

Growing up as a hard core blue-grasser I always despised Takamine guitars,maybe because I felt American made was better,but The Takamine's that I have recently fallen in love with are not the same beast as years past.Takamine's attention to tone is monumental. The guitars have the best pickup system on the planet and the Never thought I would ever say that about a Japanese guitar!! Never say never!

 

【日本語訳】
コアなブルーグラス演奏者として育った私は、タカミネは好きじゃないって言っていたんだ。だって、ブルーグラスギターは、メイドインUSAが一番だと思っていたから。ところが今ではタカミネにぞっこん、昔の偏見は、すっかり変わってしまったよ。タカミネの音に対するこだわりは、実に画期的だ。地球上でもっとも素晴らしいピックアップを積んでいるタカミネのことを、二度とあんなふうには言わないよ。もう二度とね。



| コメント(3)

ON THE WAY TO TAKAMINE

*工場は平成17年に現在地に移転しておりますため現時点でナビでは表示されない場合がありますのでお気をつけ下さい。

中津川インターからの行き方は次の通り。(インターより約20分-25分程度です。)

(1)中央高速道路中津川ICを降り,国道19号を木曽福島方面へ向かい走ります。

(2)中津川市内を抜け、落合「元越ドライブイン」を左に過ぎて、坂を下ります。(左手に木曽川が見えてきます。) 

OTOHIME_2.jpg 3)坂をくだって最初の信号「乙姫交差点」馬籠宿の看板を右に見て左折します。

 

 

  

 

OTOHIME_1.jpg

国道19号を木曽方面から来られる場合は、弥栄橋の信号を坂下町方面へ曲がらず中津川方面へ直進し「乙姫交差点」を右折。

 

 

  

 

(4)乙姫大橋(木曽川)を渡り、国道256号(乙姫農道)をそのまま直進します。


otohimebridge.jpg256.jpg

 

 

 

 

 

 

 

(5)十字路を直進し坂を上がります。右手に工場が見えてきます。 

crossroad.jpg 

 

gatesn.jpg

 

 

<電車でお越しの方>

JR坂下駅よりタクシーで約10分
JR中津川駅よりタクシーで約20分

Google Mapはこちら

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