タカミネギタークラブ

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2010年2月アーカイブ

Sライ日記

こんにちは、Sライです。

今回は新作ウクレレが完成しましたので紹介させていただきます。

spu rose1 002.jpgrose 005.jpgspu rose1 004.jpgrose 004.jpg  

ソプラノサイズで仕様のほうは、 

トップ: インディアンローズウッド

サイド・バック: インディアンローズウッド

ネック: マホガニー 

フィンガーボード: ジリコーテ 

バインディング: フレイムメイプル 

フィニッシュ: オールセラック 

ペグ: ゴトーUKA 

となっております。

オールローズボディのものは僕も初めて製作しましたが、なかなか優しくて、まろやか・・・・な音色ではないかと思います。ボディサイドのセカンドホールの効果がでているのでは・・・・。 

この作品も弊社の展示ブースにおいて展示・販売させていただきますが、都合により展示していないこともありますので、興味を持ってくださった方はご連絡ください。

象嵌について

開発部員のTです。

今日は、象嵌という技術について紹介したいと思います。

象嵌とは、

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動: ナビゲーション, 検索

象嵌(ぞうがん、象眼とも)は、工芸技法のひとつ。

象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味がある。象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う意味で金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌等がある。その中の金工象嵌は、シリアダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされる。江戸時代には京都などに優れた職人が多数生まれ、日本刀の拵えや甲冑、鏡や根付、文箱、重箱などに腕を振るった。素材としては金属だけではなく、彩色した木材や骨片、貝殻、陶磁器なども用いられる。

とあります。

この伝統的技術を駆使して、弊社においても口輪、ピックガード、キーホルダー等を製作しています。

丁度現在和柄を配した特注キーホルダーを製作中なので、実際どのように製作されているか見てみましょう。このキーホルダーは、TAKAMINEヘッド型です。

まずは、レーザーカッターでワーク材を切ります。レーザー加工機は、NCプログラムで動きます。同開発部の中井氏が編集、加工を担当していますが、各パーツの嵌め合いは抜群です。  

各パーツ.jpg

  ちりめんAの表柄をTとkとeの丸パーツを残して切るのがミソです。

ちりめんBでTAKAMINEロゴを表現します。

 


 

そして、パーツ類をパズルのように組合わせ、接着し、サンダーで厚みをそろえれば、表パーツの完成です。

ブログ2.doc.gif

この象嵌技術は様々な製品に応用できる技術です。

2月26日-28日まで、名古屋でオーディオショー「The 27th AUDIO FESTA in NAGOYA 2010」が名古屋国際会議場にて開催されます。

株式会社メースのブースでは三浦孝仁先生によるKiso Acoustic株式会社とのコラボレーションスピーカーHB-1のデモ・講演が予定されています。

木曽からオーディオに新しい風を…。是非、Kiso Acoustic HB-1のもたらす音楽空間をお楽しみください!

開催日: 2010年2月26日(金)15:00-20:00

27日(土)10:00-19:00

28日(日)10:00-16:00

※試聴スケジュールは当日発表されます。

会場: 名古屋国際会議場 2号館全館(1F-3F)

入場無料

株式会社メース ブース案内  ⇒ http://www.audiofesta.jp/mace.htm

 festalogo.jpg

⇒ http://www.audiofesta.jp/

クリエイテイブプロジェクト  ⇒ Kiso Acoustic HB-1

“ワタナベ楽器店”は“musicshop Groove”と店名も新たに2月10日、パンジョ3階にリニューアルオープン致しました。リニューアル記念として、スペシャル・ミニライブ」を開催致します

日時: 2月20日(土曜日)13:00/15:00

場所: パンジョ2階 太陽の広場

 出演

居倉 健

<TAKAMINE・スペシャル・エンドース・プレイヤー>

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ジャンルにとらわれないスタイルのソロギタリストとして他アーティストのレコーディング、TVCMの作曲等で活躍。関西のライブハウスやカフェで演奏活動中! 

 

→ OFFICIAL SITEはこちら

 

 

 

 

和多田 雄介 

地元庭城台出身のシンガーソングライター! 高音に独特な切なさを持つ声と爽やかなメロディーで聴く人の心を彩ります。1月にマキシシングル「愛色」を全国リリース!

お問合せ

590-0115
大阪府堺市南区茶山台1丁3-1

TEL: 072-294-3239

「コツコツト」

近頃コマゴマとしたことをやってる。 

普段仕事では実際に製造や機械をいじったりなどはしてませんが,仕事が終わった後などの時間を利用して、工作?創作?をしている。 

ギター工場だけに設備がしっかり揃っているので事欠かない。写真のRingもそんな感じで造ったモノです.

WoodRing01.jpgWoodRing02.jpgWoodRing03.jpg

ギターを製造するのに使っているものと同じ材料で作っていて、その時出た材料によって使う材料や種類の並び方は異なりますが、色々な雰囲気が出てなかなか面白いものが出来たりもします。 現在は指輪のサイズで言うと11号前後辺りのサイズしかありませんが、今後徐々に増やしていく予定です。

WoodRing04.jpg

新しいものが出来たらブログにもUPしていきたいと思います。社内の展示・販売スペースにも置かせてもらっていますので、会社見学へ来られる事があれば是非どうぞ☆

pisi

Sライ日記

ごぶさたしております、Sライです。今回はクラフトブースに出展しているMツキさんの作品を紹介します。

Mツキさんは僕が現在社内で受け持っている仕事を教えて下さった方で、個人製作にも意欲的な良き先輩です。 

紹介するのはカホンとカホン・ボンゴです。

カホン1.jpgカホン2.jpgカホンボンゴ3.jpg   

こうやって弾く楽器ですね。

カホン 4.jpg

こちらは大変評判も良くて、売れ行き好評です。

 僕はといいますと・・・・新作ウクレレ製作中です。

写真5.jpg

S.ライ

木について考えること

ギターについて考えることは、必然的に木のことを考えることに繋がります。「Team Takamine」のメンバーからも紹介されているように、近年実に様々な木がギターに使われています。 

弊社工場は岐阜県の木曽山中、中山道沿いにあり、周りはすべて木曽の山々と木曽川が作り上げた谷間というシチュエイションで、目の前の高峰山にも緑の木々が豊かに茂り、昔より林業も盛んで木曽ヒノキの産地でもあります。しかしながら、工場見学者に説明する際にも良く驚かれるのですが、ギターに(少なくとも弊社で)使用されている木材はすべて外国産であり、国内、もしくは木曽山中から持ち込まれたものは一つもありません。国内産の木材を使用して楽器を作るという試みや実践をしている方もいらっしゃいますが、外国産の部材と比べると、国内の木の多くは直径も小さく、比重が重いことなど、ギターにとっては向かないものが多く、製品化は難しいようです。 

弊社坂下工場で作られるギターの主たる材料は、北米産針葉樹で表板に使用するスプルースや米杉(アメリカン・レッドシダー)、側板、裏板を初めネックや、指板や駒などに使用する広葉樹系の南洋材で、インディアン・ローズウッドやマホガニーを筆頭にハードウッドとも呼ばれるハワイアン・コアウッドやシカモア、オバンコールなど、アメリカ、カナダ、ハワイ、インド、アフリカなど世界の様々な国から輸入しています。大陸の大自然の中で、長い年月を経てすくすくとまっすぐに大きく育った木からギターが作られています。もちろん中には育ちの悪いものもあります。木目が良くなかったり、ひねっていたり。想定よりも速い速度で縮んでしまったり、反ってしまたり。育まれていた環境と歴史や経緯が違うものを組み合わせてゆく作業においては、様々な自然の側面を見ることも経験してきました。先達たちが、自然との葛藤と経験を重ね、克服し、ときには自然環境や木と折り合う中でギターが作られてきました。かといって森林が減少し、先々の材料の確保も危ぶまれ始めた現在において、少しばかり木目が美しくないとかいうことだけで、捨てたり無駄にしたりはできません。 

自然保護や環境問題の観点から、ギターや楽器に使用する木材への規制も厳しくなってきています。一般的によく知られているものでは、ブラジル産ローズウッド(通称ジャカランダ)や、ホンジュラス産ローズウッドなど、ワシントン条約に指定され,伐採はもとより、証明書(CITES)と許可がなければ輸出入や取引の出来ないものもあります。ハワイアン・コアも近年許可なく伐採ができず、森林への侵入も規制が厳しくなっていて、すでに伐採されたものか、倒木の切り株や、根っこの部分から切り出されます。表板に使用されている米国産のスプルースやシダーにおいても、森林の奥深くから、倒木を運び出し製材されていると聞いています。もちろんこうした規制は絶滅危惧種や自然保護の観点から必要な対策であり、逆に希少価値という面からフリークやマニアから珍重されることにもなっているわけです。

地球温暖化や環境保護問題が大きく取り沙汰されるようになってきた近年、こうした規制は強まる一方で、アメリカでは、今年の4月より「LACEY ACT」という法律が施行され、木材の種族、産地、使用量が正しく証明、申請されていないものは、楽器、ギターも含めアメリカ国内には輸入し、販売できなくなるということで、業界にとってはますます厳しい環境下になりつつあります。南洋材の多くは、使用されている材料が、違法なものであるかないか、倒木であるかないかなどは不明な点が多いため、原産地及び取引した業者や、製材した業者まで遡り証明しなさいというものです。しかしながら原産国の経済状況や、文化的側面を考えると、これを規制することは難しい問題です。 

アフリカにおける木材の乱伐による環境破壊もまた大きな問題となっていますが、燃料として生きてゆくために木を切る、木を切って売ることで生計を建ることは、彼らにとっては必然であることも現状なのです。日本における捕鯨の問題と同じように彼らには死活問題です。 これはバランスの問題であるけれども、すでに地球における環境のバランスは大きく崩れ、破壊されてしまっていることも事実です。この崩れてゆくバランスを少しでも食い止め、今から取り戻すことが将来の地球にとって必要なことであることも理解できることです。

こうした問題に様々な議論や活動も行われています。ケニア出身のワンガリマータイさんが始めた非政府組織(NGO)による植樹活動「グリーンベルト運動」を初め、日本でも植林プロジェクトなどが盛んになってきています。そのマータイさんが、日本に来て「もったいない」という言葉に感動されたといいます。自然やものに感謝し、大事にし、無駄にしないという日本人の意識。自然のもの、生きものを、食として感謝して頂く、「いただきます」にも通じるものがあります。 

アコースティック・ギターは、木から作られています。自然の木から生まれているからこそ、暖かく、人々の琴線に触れ、心を癒してくれるのだと思います。自然の恵みである木を頂き、ギターを作り、生かされているということを感謝すると共に、木を大切に、自然を大切にすることを今一度心に戒めて、ギター作りと同時に自然を守ることは、私たちにとって義務であり、責務であると考えています。

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GRAMMY AWARD

昨日のグラミー賞を見た方も沢山いらっしゃると思いますが、アコースティックなパフォーマンスが少なくなりましたね。

さてわがタカミネ・アーティストの結果は、、、

Best Solo Rock Vocal Performance/Bruce Springsteen

Best Country Instrumental Performance /Steve Wariner

Best Urban /Alternative Performance/India.Arie & Dobet Gnahore


なかなか映像ではおめにかかれない部門ばかりで残念ですが、何はともあれおめでとうございました。

リンク ⇒ takamine.com / アーティスト情報  


木目 「 順目と逆目 」

木工において木目を意識する必要がある作業は結構あると思いますが、面取り工程の作業は木目の中で「逆目」を非常に意識します。


     順目.gif                     逆目.gif

ギターの材は基本的に縦方向に木目が通っています。ひょうたん型の形状をしている面取りではギターのエッジにバインディングやパーフリングを施すための溝を切削しますが、トップ材とバック材に溝を切削するときに4回「逆目」部分の切削を行わなければなりません。 

ひょうたん.gif

「逆目」は切削した跡が「順目」と比べると汚く、そしてとても「欠け」が生じやすいのです。 

欠け.gif

「欠け」た部分をそのままにして次工程に流しバインディングとパーフリングを巻上げた後、「欠け」が見て分かる状態であれば、不良として戻されます。結局「欠け」た状態で次工程には進められないのです。

ギターのどの部分でも「順目」になるように刃物の回転方向を変えて切削すれば「欠け」は生じないはずですが、設備的、効率的に困難です。

現在の設備で「欠け」を生じさせないためには、刃物がよく切れる状態にしておくということは言うまでもありませんが、それ以外に「欠け」回避の具体的な方法はありません。

 

ある開発部員の仕事2

皆様はじめまして、研究開発部のTです。私は主にインレイ関係、ギフト関係の仕事に従事しております。 

インレイというのは、ギターの口輪(ロゼット)部分の飾りであったり、天貼りの飾りであったり、表、裏板の飾りであったりします。ギフト関係では、木製キーホルダーや、KISOスピーカーのキーホルダーや、マイソニックラボさんのカートリッジCASEを作ったりします。

keychain1.jpgkeychain_a.jpgpickguard.jpgCC02.jpg

 

社外秘の事柄も多く、どこまで詳細に話せるか定かではありませんが、このブログを利用して、こんなモノがあったら面白い、こんな製品を作ってますということなどを、どんどんアップして、皆さんの意見や感想、自分ならこういう技術を使う、など、いろんな交流が出来たらいいなと思います。

 

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